ヒップホップダンスを基本から学んで、27日間でプロ並みに上達する方法。

ダンスにまつわるエピソード(その16)

(※とある男性の手記です)

 

お前は、ノリが悪いんだよ。

 

この言葉をぶつけられ、僕が受けたショックは計り知れない。

 

何故か。

 

普段からよく周りの友達に、言われていることだからだ。

 

いったいどういうことか。

 

友達曰く、カラオケに誘っても、飲み会に誘っても、それが合コンであっても、体良く断られる。思いがけず来てくれたとしても、ずっとつまらなそうに黙って一人で飲んでるだけ。ノリが悪すぎる。

 

そんな風に責められることなど、日常茶飯事。

 

友達の一人は、誘ってもらえるうちが華だと言って、いつも脅してくるのだが、実は僕自身はあまり意に介していない。

 

カラオケも飲み会も、合コンも、正直面白いと思わない。

 

要するに興味が無い。

 

だから行きたくなければ行かない。それだけだ。

 

こんな僕ではあるが、ひとつだけ、没頭していることがある。

 

それが、ヒップホップダンスだ。

 

踊っていると、友達の叱責とか、退屈な授業とか、家族との確執とか、鬱陶しい天気とか、自転車に乗っていたらバスに思いっきりクラクションを鳴らされたこととか、電車で座ろうとしたらおばさんに突き飛ばされて席を取られたこととか、コンビニに買い物に行ってレジでお会計するまで財布を忘れたことに気付かなかったこととか、ちょっとかわいいと思っていた女性店員がそれを見て凄く呆れた顔をしたこととか、全部、ぜーんぶ忘れられる。

 

それなのに、今日、ダンス仲間におもむろに言われたのが冒頭のセリフである。

 

つまりは、音楽やリズムに対する自分のダンスのノリが悪いという意味ではあるのだが。

 

僕にとっては、こと、ヒップホップダンスの場でそれを言われることは、ご法度なのだ。

 

ついぞや、唯一の拠り所であるヒップホップダンスにおいてまで、それを言われたか、という気持ちでいっぱいなのだ。

 

結果、僕が受けたショックは計り知れないのである。

 

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